経胸壁心臓超音波検査によるマイクロバブルテストの有用性
「はじめに」塞栓源不明の脳塞栓症 (embolic stroke of undetermined source : ESUS) や片頭痛に, 卵円孔開存 (patent foramen ovale : PFO) が関与していることが報告されている. PFOは最もよくみられる胎児起源の先天性心疾患であり, 報告により異なるが成人の約25%が開存しているといわれている. 胎児期に右房から左房へ血液が流れ込むための卵円孔が, 出生後も開存していることにより種々の疾患を引き起こす原因となっており, 治療が必要な場合もある....
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Published in | Neurosonology Vol. 34; no. 3; pp. 153 - 157 |
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Main Authors | , , , , , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人日本脳神経超音波学会
2021
日本脳神経超音波学会 |
Subjects | |
Online Access | Get full text |
ISSN | 0917-074X |
DOI | 10.2301/neurosonology.34.153 |
Cover
Summary: | 「はじめに」塞栓源不明の脳塞栓症 (embolic stroke of undetermined source : ESUS) や片頭痛に, 卵円孔開存 (patent foramen ovale : PFO) が関与していることが報告されている. PFOは最もよくみられる胎児起源の先天性心疾患であり, 報告により異なるが成人の約25%が開存しているといわれている. 胎児期に右房から左房へ血液が流れ込むための卵円孔が, 出生後も開存していることにより種々の疾患を引き起こす原因となっており, 治療が必要な場合もある. |
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ISSN: | 0917-074X |
DOI: | 10.2301/neurosonology.34.153 |