神経原性後腹膜腫瘍に対する腹腔鏡手術の視野展開とリカバリー

神経原性後腹膜腫瘍はその発生由来から大血管と広く接するため,腹腔鏡手術に際しては術前画像検査で周囲血管との位置関係を把握するとともに,術中に体位やポート配置により広い術野を確保して血管にはテーピングを行い大出血に常に備える必要がある。われわれの経験した3 症例を通して当科での腹腔鏡手術における視野展開とリカバリーの工夫について報告する。...

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Published in日本腹部救急医学会雑誌 Vol. 42; no. 3; pp. 379 - 383
Main Authors 中平, 伸, 北川, 彰洋, 前田, 栄
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本腹部救急医学会 31.03.2022
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ISSN1340-2242
1882-4781
DOI10.11231/jaem.42.379

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Summary:神経原性後腹膜腫瘍はその発生由来から大血管と広く接するため,腹腔鏡手術に際しては術前画像検査で周囲血管との位置関係を把握するとともに,術中に体位やポート配置により広い術野を確保して血管にはテーピングを行い大出血に常に備える必要がある。われわれの経験した3 症例を通して当科での腹腔鏡手術における視野展開とリカバリーの工夫について報告する。
ISSN:1340-2242
1882-4781
DOI:10.11231/jaem.42.379