医学部1年次の生物教育
2003年以降高校では新しい指導要領にもとづく教育がおこなわれており, 大学としても入学者のうけてきた教育内容を十分に意識した講義, 実習のくみたてを行わなければならない. 指導要領の改訂はほぼ定期的におこなわれているが, 今回のそれはかなり大幅なものであった. 大学設置基準の大綱化がおこなわれてからひさしいが, その波が高校教育にも及んだとも考えられるほど大きな改変であった. また, 本学の入試も一部にセンター入試をとりいれるなど従前よりは複雑になった. そんななかで受け入れた学生の教育を最初に受け持つのは主として一般教育の担当者であるから, 入学者の間の学力のアンバランスを解消するための努...
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          | Published in | 順天堂医学 Vol. 52; no. 2; pp. 128 - 132 | 
|---|---|
| Main Author | |
| Format | Journal Article | 
| Language | Japanese | 
| Published | 
            順天堂医学会
    
        2006
     | 
| Subjects | |
| Online Access | Get full text | 
| ISSN | 0022-6769 2188-2134  | 
| DOI | 10.14789/pjmj.52.128 | 
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| Summary: | 2003年以降高校では新しい指導要領にもとづく教育がおこなわれており, 大学としても入学者のうけてきた教育内容を十分に意識した講義, 実習のくみたてを行わなければならない. 指導要領の改訂はほぼ定期的におこなわれているが, 今回のそれはかなり大幅なものであった. 大学設置基準の大綱化がおこなわれてからひさしいが, その波が高校教育にも及んだとも考えられるほど大きな改変であった. また, 本学の入試も一部にセンター入試をとりいれるなど従前よりは複雑になった. そんななかで受け入れた学生の教育を最初に受け持つのは主として一般教育の担当者であるから, 入学者の間の学力のアンバランスを解消するための努力もおこなわなければならない. | 
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| ISSN: | 0022-6769 2188-2134  | 
| DOI: | 10.14789/pjmj.52.128 |