当院のパス事務局の活動状況～事務職としてできること

• Published in: 日本クリニカルパス学会誌 Vol. 25; no. 4; pp. 335 - 338
• Main Authors: 佐藤, 峻一, 藤井, 大輔, 松本, 将典, 藤井, 攝雄, 時岡, 浩二, 片岡, 高史
• Format: Journal Article
• Language: Japanese
• Published: 一般社団法人 日本クリニカルパス学会 30.10.2023; 日本クリニカルパス学会
• ISSN: 2187-6592; 2436-1046
• DOI: 10.50842/jjscp.25.4_335

「はじめに」 岡山市立市民病院は, 中国5県の1つ岡山県の岡山市中心街より西約3キロ地点に位置している公立病院である. 概要は, 2021年度実績で紹介すると, 病床数400床, 平均在院日数13.4日, クリニカルパス(以下, パス)作成数265件, パス適用率59.0%となっている. 当院では, 2019年3月末日までパス委員会として院内で活動してきたが, パス委員会の活動が活発なことについて病院上層部から評価され, 「パスは病院の生命線」をスローガンに, 2019年4月より, 入退院管理支援センター内にパス開発支援担当という, 院内の1組織体として新たに発足した. その組織体の事務的活動について今回報告する. 「パス委員会時代の活動」 組織構成は, 医師9名(内科系3名, 外科系3名, 感覚器系3名), 看護師15名(各部署), 薬剤師1名, 理学療法士1名, 管理栄養士1名, 事務職員7名(医事課1名, システム課1名, ベッドコントロール1名, 診療情報管理室4名)計6職種34名であった.