VRエクスポージャー療法の臨床実装:診療所での取り組みと展望
バーチャルリアリティを用いたエクスポージャー療法(VRET)は,近年不安症への治療として,その有効性に関するエビデンスが蓄積しつつある。一方,その実装可能性の検証はまだ不十分であり,実証科学的なアプローチによる研究も期待される。本稿では,精神科診療所でVRETを試験的に実施した経験を振り返り,実証研究の中で用いられるフレームワークであるConsolidated Framework for Implementation Researchを一部参照しながら,今後の展望および課題を整理した。...
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          | Published in | 不安症研究 Vol. 15; no. 1; pp. 2 - 9 | 
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| Main Authors | , | 
| Format | Journal Article | 
| Language | Japanese | 
| Published | 
            日本不安症学会
    
        30.11.2023
     | 
| Subjects | |
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| ISSN | 2188-7578 2188-7586  | 
| DOI | 10.14389/jsad.15.1_2 | 
Cover
| Summary: | バーチャルリアリティを用いたエクスポージャー療法(VRET)は,近年不安症への治療として,その有効性に関するエビデンスが蓄積しつつある。一方,その実装可能性の検証はまだ不十分であり,実証科学的なアプローチによる研究も期待される。本稿では,精神科診療所でVRETを試験的に実施した経験を振り返り,実証研究の中で用いられるフレームワークであるConsolidated Framework for Implementation Researchを一部参照しながら,今後の展望および課題を整理した。 | 
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| ISSN: | 2188-7578 2188-7586  | 
| DOI: | 10.14389/jsad.15.1_2 |