下肢静脈瘤の血管内レーザー治療の実際と方法

●要  約:2011年より本邦にて波長980 nmの半導体レーザーによる血管内レーザー治療(EVLA)が保険適用となり,現在では下肢静脈瘤手術の標準的術式となりつつある.これまでの静脈抜去術と異なり,今後血管外科医以外の多くの医師が施行できる環境になってきている.EVLAはさまざまな種類の波長,ファイバーで施行されてきたが,基本となる手技は変わらない.今回,これまでに得られた経験を踏まえて,とくに980 nm EVLAの手技を中心に,具体的な手技,工夫点を報告する....

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Bibliographic Details
Published in静脈学 Vol. 24; no. 3; pp. 351 - 357
Main Authors 広川, 雅之, 栗原, 伸久
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本静脈学会 2013
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ISSN0915-7395
2186-5523
DOI10.7134/phlebol.24.351

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Summary:●要  約:2011年より本邦にて波長980 nmの半導体レーザーによる血管内レーザー治療(EVLA)が保険適用となり,現在では下肢静脈瘤手術の標準的術式となりつつある.これまでの静脈抜去術と異なり,今後血管外科医以外の多くの医師が施行できる環境になってきている.EVLAはさまざまな種類の波長,ファイバーで施行されてきたが,基本となる手技は変わらない.今回,これまでに得られた経験を踏まえて,とくに980 nm EVLAの手技を中心に,具体的な手技,工夫点を報告する.
ISSN:0915-7395
2186-5523
DOI:10.7134/phlebol.24.351