COVID-19軽症・中等症患者における薬剤関連問題に対する病棟薬剤師介入効果の評価
「緒言」2023年5月8日より新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の感染症法上の位置付けが2類感染症から5類感染症へ移行したことに伴い, 各医療機関におけるCOVID-19対応の転換期を迎えたと考えられる. 即ち, 入院措置を原則とした限られた医療機関による特別な対応から, 幅広い医療機関による通常対応が求められることとなった. 当院においてはCOVID-19軽症・中等症患者 (酸素投与4L/min未満) を受け入れることを目的として2020年5月に開設したCOVID-19専用病棟 (全22床) を2023年9月末に閉鎖することとなった. それに伴い同年10月より一般病棟にて各診療...
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          | Published in | 医療薬学 Vol. 50; no. 11; pp. 614 - 621 | 
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| Main Authors | , , , , , , , | 
| Format | Journal Article | 
| Language | Japanese | 
| Published | 
            一般社団法人日本医療薬学会
    
        10.11.2024
     日本医療薬学会  | 
| Subjects | |
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| ISSN | 1346-342X 1882-1499  | 
| DOI | 10.5649/jjphcs.50.614 | 
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| Summary: | 「緒言」2023年5月8日より新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の感染症法上の位置付けが2類感染症から5類感染症へ移行したことに伴い, 各医療機関におけるCOVID-19対応の転換期を迎えたと考えられる. 即ち, 入院措置を原則とした限られた医療機関による特別な対応から, 幅広い医療機関による通常対応が求められることとなった. 当院においてはCOVID-19軽症・中等症患者 (酸素投与4L/min未満) を受け入れることを目的として2020年5月に開設したCOVID-19専用病棟 (全22床) を2023年9月末に閉鎖することとなった. それに伴い同年10月より一般病棟にて各診療科での軽症・中等症患者の受け入れを開始することとなった. 当院のCOVID-19 専用病棟においては病棟専任薬剤師を1名配置し, COVID-19患者対応を行ってきたが, 今後は全ての病棟薬剤師がCOVID-19軽症・中等症患者の対応を担う可能性が出てきた. | 
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| ISSN: | 1346-342X 1882-1499  | 
| DOI: | 10.5649/jjphcs.50.614 |