船橋市立リハビリテーション病院における理学療法士の教育研修と日本理学療法士協会による生涯学習制度との融合
医療法人社団輝生会の理学療法部門では,「離床(基本動作)と移動(歩行)に責任を持ち,地域でその人らしい生活を支えよう」をスローガンに,より安全で質の高い理学療法サービスを提供できることにより,国民に高水準の理学療法を提供できる理学療法士の集団となることを目指し,教育研修に力を入れて取り組んできた。2022年4月から,日本理学療法士協会による生涯学習制度が大幅に変更され,職場内で実践している教育研修が一定の条件を満たすことでポイント付与の対象となり得る様な制度となった。双方の教育制度が目指すことのうち,学習の継続と理学療法士としての質の保証は大きく重なる部分である。それゆえ,2つを融合することで...
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Published in | 理学療法の科学と研究 Vol. 14; no. 1; pp. 14_13 - 14_20 |
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Main Author | |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 千葉県理学療法士会
24.03.2023
千葉県理学療法士会 |
Subjects | |
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ISSN | 1884-9032 2758-3864 |
DOI | 10.57476/srpt.14.1_14_13 |
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Summary: | 医療法人社団輝生会の理学療法部門では,「離床(基本動作)と移動(歩行)に責任を持ち,地域でその人らしい生活を支えよう」をスローガンに,より安全で質の高い理学療法サービスを提供できることにより,国民に高水準の理学療法を提供できる理学療法士の集団となることを目指し,教育研修に力を入れて取り組んできた。2022年4月から,日本理学療法士協会による生涯学習制度が大幅に変更され,職場内で実践している教育研修が一定の条件を満たすことでポイント付与の対象となり得る様な制度となった。双方の教育制度が目指すことのうち,学習の継続と理学療法士としての質の保証は大きく重なる部分である。それゆえ,2つを融合することで,場合によっては自施設の教育研修の質向上にも繋がる可能性がある。 |
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ISSN: | 1884-9032 2758-3864 |
DOI: | 10.57476/srpt.14.1_14_13 |