内視鏡的粘膜下層剥離術を施行した直腸Inflammatory fibroid polypの一例

• Published in: Progress of Digestive Endoscopy Vol. 95; no. 1; pp. 118 - 120
• Main Authors: 菊池, 大輔, 小田切, 啓之, 小田倉, 里奈, 早坂, 淳之介, 野村, 浩介, 鈴木, 悠悟, 田中, 匡実, 松井, 啓, 布袋屋, 修, 落合, 頼業, 山下, 聡, 細井, 敦子, 飯塚, 敏郎
• Format: Journal Article
• Language: Japanese
• Published: 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部 20.12.2019; 日本消化器内視鏡学会関東支部会
• Subjects: ESD; Inflammatory fibroid polyp
• ISSN: 1348-9844; 2187-4999
• DOI: 10.11641/pde.95.1_118

「症例」患者:72歳男性 主訴:なし 現病歴:検診として施行した下部消化管内視鏡検査で下部直腸に隆起性病変が指摘された. 黄白色調を呈するSMT様の形態から直腸carcinoidが疑われ, 精査加療目的に当院へ紹介となった. 既往歴:64歳;右内頚動脈狭窄症, 脳底動脈狭窄症, 肺癌(11年前に手術) 嗜好:喫煙20本/日×44年, 飲酒なし 内服薬:シロスタゾール200mg, オルメサルタン40mg, アムロジピン5mg, ロスバスタチン2.5mg 入院時現症:意識レベルE4V5M6, 体温36.5度, 血圧158/89mmHg, 脈拍98回/分(整), 腹部に理学的異常所見なし,