デジタルカメラによる9方向眼位撮影

デジタルカメラと電子画像対応眼底カメラに付帯した画像ファイリングシステムを用いて眼位撮影を行なった。従来のフィルムカメラを用いた方法と比較した結果、以下のような利点があった。 1.従来より短時間で撮影が可能である。 2.現像処理が不要なため、写り具合の確認がその場で可能である。 3.9方向眼位の編集がモニター上で作成できる。 4.記録媒体の省スペース化が可能で劣化がない。 5.データーベースソフトの利用で資料の検索、管理が容易である。 デジタルカメラによる眼位撮影は日常臨床に有用である。...

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Published in日本視能訓練士協会誌 Vol. 31; pp. 225 - 229
Main Authors 金上, 千佳, 黒澤, 広美, 牧野, 伸二, 坂庭, 敦子, 山本, 裕子, 酒井, 理恵子, 川崎, 知子, 金上, 貞夫, 保沢, こずえ, 近藤, 玲子
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益社団法人 日本視能訓練士協会 2002
日本視能訓練士協会
Subjects
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ISSN0387-5172
1883-9215
DOI10.4263/jorthoptic.31.225

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Summary:デジタルカメラと電子画像対応眼底カメラに付帯した画像ファイリングシステムを用いて眼位撮影を行なった。従来のフィルムカメラを用いた方法と比較した結果、以下のような利点があった。 1.従来より短時間で撮影が可能である。 2.現像処理が不要なため、写り具合の確認がその場で可能である。 3.9方向眼位の編集がモニター上で作成できる。 4.記録媒体の省スペース化が可能で劣化がない。 5.データーベースソフトの利用で資料の検索、管理が容易である。 デジタルカメラによる眼位撮影は日常臨床に有用である。
ISSN:0387-5172
1883-9215
DOI:10.4263/jorthoptic.31.225