アミノ酸の窒素安定同位体比から生き物の栄養段階を読み解く

生体中に含まれるアミノ酸の窒素安定同位体比を精密に測定することによって,自然界に暮らす生き物の栄養段階を推定する方法が開発された.この手法を用いれば,各種生態系の解析に役立つだけでなく,環境変化が生物の食性に及ぼしてきた影響や,過去の人類の食性など,さまざまな応用研究が可能になる....

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Published in化学と生物 Vol. 50; no. 6; pp. 430 - 434
Main Authors 力石, 嘉人, 大河内, 直彦, 小川, 奈々子
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益社団法人 日本農芸化学会 2012
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ISSN0453-073X
1883-6852
DOI10.1271/kagakutoseibutsu.50.430

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Summary:生体中に含まれるアミノ酸の窒素安定同位体比を精密に測定することによって,自然界に暮らす生き物の栄養段階を推定する方法が開発された.この手法を用いれば,各種生態系の解析に役立つだけでなく,環境変化が生物の食性に及ぼしてきた影響や,過去の人類の食性など,さまざまな応用研究が可能になる.
ISSN:0453-073X
1883-6852
DOI:10.1271/kagakutoseibutsu.50.430