パラレルファクター解析によるドライビングシミュレータ運転者脳波の分析

運転者の行動を解析するために, ドライビングシミュレータを運転している被験者の脳波を計測し, PARAFAC法によって分析した.本手法は多チャンネルの時変スペクトラムを空間, 周波数, 時間の因子に分解するもので, 時間, 周波数のトポグラフィーが比較的容易に得られることから, 脳波解析の効率的な手法となることが期待されている.ドライビングシミュレータ内は脳波計測に適した環境ではないが, 運転している人のα, β波の活動を明確に示すことができた.[本要旨はPDFには含まれない]...

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published in生産研究 Vol. 61; no. 2; pp. 142 - 145
Main Authors 山口, 大助, 大堀, 真敬, 山邉, 茂之, 中野, 公彦
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 東京大学生産技術研究所 2009
Online AccessGet full text
ISSN0037-105X
1881-2058
DOI10.11188/seisankenkyu.61.142

Cover

More Information
Summary:運転者の行動を解析するために, ドライビングシミュレータを運転している被験者の脳波を計測し, PARAFAC法によって分析した.本手法は多チャンネルの時変スペクトラムを空間, 周波数, 時間の因子に分解するもので, 時間, 周波数のトポグラフィーが比較的容易に得られることから, 脳波解析の効率的な手法となることが期待されている.ドライビングシミュレータ内は脳波計測に適した環境ではないが, 運転している人のα, β波の活動を明確に示すことができた.[本要旨はPDFには含まれない]
ISSN:0037-105X
1881-2058
DOI:10.11188/seisankenkyu.61.142