医用画像から取得した血管中心線の曲率と捩れ率の最適化のためのPenalized Spline手法
我々は,医用画像から血管やステントグラフトの中心線を抽出し,曲率や捩れ率等の形状パラメータを用いて3 次元形状の経時変化を定量化するモデリングシステム(V-Modeler)の開発を行っている.ノイズが含まれる中心線はスプラインフィッティングによって平滑化を行う.スプラインフィッティングにおける曲率と捩れ率の最適化に対して,らせん曲線の検証データを用いて精度評価を行った.スプライン基底は5 次関数,目的関数のペナルティ項は4 次微分が誤差を最小化するために必要であり,評価指標のAIC が有効に機能することを確認した....
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| Published in | 生産研究 Vol. 68; no. 3; pp. 235 - 240 |
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| Main Authors | , , , , |
| Format | Journal Article |
| Language | English |
| Published |
東京大学生産技術研究所
2016
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| Online Access | Get full text |
| ISSN | 0037-105X 1881-2058 |
| DOI | 10.11188/seisankenkyu.68.235 |
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| Summary: | 我々は,医用画像から血管やステントグラフトの中心線を抽出し,曲率や捩れ率等の形状パラメータを用いて3 次元形状の経時変化を定量化するモデリングシステム(V-Modeler)の開発を行っている.ノイズが含まれる中心線はスプラインフィッティングによって平滑化を行う.スプラインフィッティングにおける曲率と捩れ率の最適化に対して,らせん曲線の検証データを用いて精度評価を行った.スプライン基底は5 次関数,目的関数のペナルティ項は4 次微分が誤差を最小化するために必要であり,評価指標のAIC が有効に機能することを確認した. |
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| ISSN: | 0037-105X 1881-2058 |
| DOI: | 10.11188/seisankenkyu.68.235 |