高速道路合流支援装置利用時の運転者緊張度評価

近年,大都市における高速道路の建設における自由度が狭まって,入口や合流区間で十分な助走区間を取ることができないといった問題が挙がっており,安全な合流を促す支援装置の開発が望まれる.本研究は,視界の悪い高速道路合流部を模擬した実車実験を行い合流支援装置の評価を行った.合流注意という文字を表示する情報板と,合流車の通過に合わせて断続的に点灯する発光体による注意喚起の2種類の支援方法を検討し,これらの支援装置の安全性の評価,また前腕の筋電位から運転者のグリップ握力を推定し運転者に与える緊張度の評価を行った....

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Published in生産研究 Vol. 65; no. 2; pp. 217 - 221
Main Authors 中野, 公彦, 大石, 秀雄, 萩原, 武司, 大堀, 真敬, 佐久間, 皓平, 中村, 弘毅
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 東京大学生産技術研究所 2013
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ISSN0037-105X
1881-2058
DOI10.11188/seisankenkyu.65.217

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Summary:近年,大都市における高速道路の建設における自由度が狭まって,入口や合流区間で十分な助走区間を取ることができないといった問題が挙がっており,安全な合流を促す支援装置の開発が望まれる.本研究は,視界の悪い高速道路合流部を模擬した実車実験を行い合流支援装置の評価を行った.合流注意という文字を表示する情報板と,合流車の通過に合わせて断続的に点灯する発光体による注意喚起の2種類の支援方法を検討し,これらの支援装置の安全性の評価,また前腕の筋電位から運転者のグリップ握力を推定し運転者に与える緊張度の評価を行った.
ISSN:0037-105X
1881-2058
DOI:10.11188/seisankenkyu.65.217