携帯電話回線を利用した鉄道車両と自動車の統合型交通制御システム

鉄道車両の自己位置をGNSS(全球測位衛星システム)により検知し,その情報を携帯電話のLTE 通信を利用して送信し,センターサーバーが鉄道踏切までの最短到達時間を計算し,警報機と遮断機の制御機に送信し,警報動作を開始するシステムがある.LTE 通信の汎用性を活かして,さらに鉄道踏切と自動運転車両を統合して制御するシステムを提案し,その性能を,大学構内の実験フィールドにある鉄道試験線と試験道路を用いた実験により示した....

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Published in生産研究 Vol. 72; no. 2; pp. 207 - 211
Main Authors 浅野, 晃, 高田, 哲也, 中野, 公彦, 長澤, 弘之, 貝塚, 勉, 楊, 波
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 東京大学生産技術研究所 01.03.2020
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ISSN0037-105X
1881-2058
DOI10.11188/seisankenkyu.72.207

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Summary:鉄道車両の自己位置をGNSS(全球測位衛星システム)により検知し,その情報を携帯電話のLTE 通信を利用して送信し,センターサーバーが鉄道踏切までの最短到達時間を計算し,警報機と遮断機の制御機に送信し,警報動作を開始するシステムがある.LTE 通信の汎用性を活かして,さらに鉄道踏切と自動運転車両を統合して制御するシステムを提案し,その性能を,大学構内の実験フィールドにある鉄道試験線と試験道路を用いた実験により示した.
ISSN:0037-105X
1881-2058
DOI:10.11188/seisankenkyu.72.207