治療と仕事の両立支援に資する運動・身体活動プログラムの提案 乳がんをもつ女性労働者を対象とした検討

【目的】治療と仕事の両立支援に資する運動・身体活動プログラムを開発することを目的とした.【方法】乳がんをもつ女性労働者(以下,「女性労働者」)を対象とした.プログラムは,運動・身体活動を職場に導入するためのコンセプト(以下,「導入コンセプト」),および具体的な運動・身体活動メニュー(以下,「運動メニュー」)で構成される.理学療法士が作成した原案をもとに,管理者および女性労働者本人の意見を取り入れてプログラムを修正した.【結果】導入コンセプトは,管理者および女性労働者用の2 種類を作成した.運動メニューは,有酸素運動,レジスタンス運動,運動器疼痛を予防する体操の3 つのメニューを取り入れてカレン...

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Published in保健医療学雑誌 Vol. 11; no. 1; pp. 48 - 52
Main Authors 竹村, 淳也, 高野, 賢一郎, 野村, 卓生, 川又, 華代, 松平, 浩, 浅田, 史成, 岡, 敬之
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 保健医療学学会 01.04.2020
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ISSN2185-0399
DOI10.15563/jalliedhealthsci.11.48

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Summary:【目的】治療と仕事の両立支援に資する運動・身体活動プログラムを開発することを目的とした.【方法】乳がんをもつ女性労働者(以下,「女性労働者」)を対象とした.プログラムは,運動・身体活動を職場に導入するためのコンセプト(以下,「導入コンセプト」),および具体的な運動・身体活動メニュー(以下,「運動メニュー」)で構成される.理学療法士が作成した原案をもとに,管理者および女性労働者本人の意見を取り入れてプログラムを修正した.【結果】導入コンセプトは,管理者および女性労働者用の2 種類を作成した.運動メニューは,有酸素運動,レジスタンス運動,運動器疼痛を予防する体操の3 つのメニューを取り入れてカレンダー形式で作成した.【結論】本研究成果は,女性労働者を対象とした治療と仕事の両立支援に資する運動・身体活動プログラムを提案する.
ISSN:2185-0399
DOI:10.15563/jalliedhealthsci.11.48