実習の到達目標の達成に影響する実習指導要因の検討 学生による実習の到達目標の達成度に対する 自己評価と実習指導に対する評価から

〔目的〕学生による,実習の到達目標の達成度に対する自己評価と,実習指導に対する評価から,実習の到達目標の達成に影響する実習指導要因を検討することを目的とした.〔対象と方法〕理学療法学科2学年の学生44名を対象とし,臨床実習終了後にアンケート調査を実施した.アンケート内容は,到達目標の達成度と実習指導に対する評価とした.〔結果〕目標達成度を従属変数,目標達成度と相関のあった実習指導に対する評価項目を独立変数とした重回帰分析では,説明変数として「時間的ゆとり」,「ロールモデル」,「理解・尊重」,「情報提供者」が選択された.〔結語〕本研究において,実習の到達目標の達成に影響する実習指導要因を検討した...

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Published inRigaku ryoho kagaku Vol. 33; no. 2; pp. 347 - 352
Main Authors 宮原, 拓也, 白石, 和也, 高島, 恵, 加藤, 研太郎
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published Tokyo 理学療法科学学会 01.01.2018
Japan Science and Technology Agency
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ISSN1341-1667
2434-2807
DOI10.1589/rika.33.347

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Summary:〔目的〕学生による,実習の到達目標の達成度に対する自己評価と,実習指導に対する評価から,実習の到達目標の達成に影響する実習指導要因を検討することを目的とした.〔対象と方法〕理学療法学科2学年の学生44名を対象とし,臨床実習終了後にアンケート調査を実施した.アンケート内容は,到達目標の達成度と実習指導に対する評価とした.〔結果〕目標達成度を従属変数,目標達成度と相関のあった実習指導に対する評価項目を独立変数とした重回帰分析では,説明変数として「時間的ゆとり」,「ロールモデル」,「理解・尊重」,「情報提供者」が選択された.〔結語〕本研究において,実習の到達目標の達成に影響する実習指導要因を検討した.今後,因子分析,共分散構造分析にて,各変数の因果関係や相互関係を明らかにしていく必要がある.
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ISSN:1341-1667
2434-2807
DOI:10.1589/rika.33.347