あかつきクリニックにおける栄養指導の現状

当あかつきクリニックでは、開院に伴い外来栄養指導を始めた。期間はH17.7月~H18.6月、対象者は100名である。その結果、20代は不規則な生活リズムと食生活。30・40代は子供の嗜好に合わせた食事。油っぽい食事や肉中心の食生活。50代は子供の独立に伴う夫婦二人暮らしや一人暮らしによる食事の簡略化。60代は長年の食生活による糖尿病や高脂血症。等の傾向が分かった。また30歳男性A氏の場合、薬を全く使う事無く血液検査結果が改善され、尿酸値を除く全ての結果が正常値となった。尿酸値関しても順調に正常値に近づいており、栄養指導による意識的なHDLの増加も順調に果たしている。また運動療法によって体重89...

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Published inThe Journal of Showa Hospital Vol. 3; no. 2; pp. 161 - 164
Main Authors 藤原, 弘一, 長岡, 絢子
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 医療法人茜会 昭和病院 2007
Akane Medical Corporation, Showa Hospital
Subjects
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ISSN1880-1528
1880-151X
DOI10.11163/akanekai.3.161

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Summary:当あかつきクリニックでは、開院に伴い外来栄養指導を始めた。期間はH17.7月~H18.6月、対象者は100名である。その結果、20代は不規則な生活リズムと食生活。30・40代は子供の嗜好に合わせた食事。油っぽい食事や肉中心の食生活。50代は子供の独立に伴う夫婦二人暮らしや一人暮らしによる食事の簡略化。60代は長年の食生活による糖尿病や高脂血症。等の傾向が分かった。また30歳男性A氏の場合、薬を全く使う事無く血液検査結果が改善され、尿酸値を除く全ての結果が正常値となった。尿酸値関しても順調に正常値に近づいており、栄養指導による意識的なHDLの増加も順調に果たしている。また運動療法によって体重89kgから7.5kg減の81.5kgとなった。
ISSN:1880-1528
1880-151X
DOI:10.11163/akanekai.3.161