中国漢族シャーマン的職能者に関する概括

中国漢族シャーマン、東南部での広域調査に基づくその概要の提示である。シャーマンは迷信として政府から許容されないが、どこにでもおり次々に生まれている。本発表ではそのような中国での一般的状況、シャーマンの多様な名称、成巫のかたち、セアンスの様態、南北でのその大きな差異(神と死者の口寄せ「過陰」)、シャーマンの現代的な役割とその存在の意味、民俗宗教内での位置づけ、以上についての概況を報告する。...

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Bibliographic Details
Published inAbstracts of the Annual Meeting of the Japanese Society of Cultural Anthropology Vol. 2013; p. 23
Main Author 佐々木, 伸一
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本文化人類学会 2013
THE JAPANESE SOCIETY OF CULTURAL ANTHROPOLOGY
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ISSN2189-7964
DOI10.14890/jasca.2013.0_23

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Summary:中国漢族シャーマン、東南部での広域調査に基づくその概要の提示である。シャーマンは迷信として政府から許容されないが、どこにでもおり次々に生まれている。本発表ではそのような中国での一般的状況、シャーマンの多様な名称、成巫のかたち、セアンスの様態、南北でのその大きな差異(神と死者の口寄せ「過陰」)、シャーマンの現代的な役割とその存在の意味、民俗宗教内での位置づけ、以上についての概況を報告する。
Bibliography:B09
ISSN:2189-7964
DOI:10.14890/jasca.2013.0_23