頸椎症・しびれとその臨床的評価
頸椎症による手指の異常知覚「しびれ感」が末梢神経, 体性知覚の伝導機能に反映されるものかを検討する目的で, SCV, MCVおよびSEPの各 component の潜時, ならびに末梢循環機能としてPTGの阻血刺激による回復過程を観察した。SCV, MCVおよびSEPは患側はいずれも正常範囲にあり, また健側との差の検定でも有意差は認められなかった。また阻血刺激によるPTGの回復も一定した傾向を認めず, 健側との差の検定においても有意差は認められなかった。...
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| Published in | 全日本鍼灸学会雑誌 Vol. 31; no. 3; pp. 263 - 270 |
|---|---|
| Main Authors | , , , , |
| Format | Journal Article |
| Language | Japanese |
| Published |
社団法人 全日本鍼灸学会
01.01.1982
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| Subjects | |
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| ISSN | 0285-9955 1882-661X |
| DOI | 10.3777/jjsam.31.263 |
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| Summary: | 頸椎症による手指の異常知覚「しびれ感」が末梢神経, 体性知覚の伝導機能に反映されるものかを検討する目的で, SCV, MCVおよびSEPの各 component の潜時, ならびに末梢循環機能としてPTGの阻血刺激による回復過程を観察した。SCV, MCVおよびSEPは患側はいずれも正常範囲にあり, また健側との差の検定でも有意差は認められなかった。また阻血刺激によるPTGの回復も一定した傾向を認めず, 健側との差の検定においても有意差は認められなかった。 |
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| ISSN: | 0285-9955 1882-661X |
| DOI: | 10.3777/jjsam.31.263 |