人間ドック健診における大腸検査成績についての検討

人間ドック健診で注腸X線検査と便潜血検査(ラテックス凝集法1日法)を同時に行った226例の成績について検討した。注腸X線検査で癌4例,1.7%,隆起性病変34例,15.0%が発見された。精検の結果(精検回収率77.7%),癌4例,ポリープ16例が確診され,潜血陽性は癌3例,ポリープ2例にみられた。癌は全例進行癌で直腸に発生した1例が潜血陰性であった。...

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Published in健康医学 Vol. 6; no. 1; pp. 18 - 31
Main Authors 小野寺, 敬, 畑澤, 実, 井上, 義朗, 戸堀, 文雄, 小杉, 洋二, 春日, 清, 斎藤, 雅樹, 柳沢, 宗
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益社団法人 日本人間ドック学会 1991
Subjects
人間ドック健診
大腸健診
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ISSN0914-0328
2186-5019
DOI10.11320/ningendock1986.6.1_18

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Summary:人間ドック健診で注腸X線検査と便潜血検査(ラテックス凝集法1日法)を同時に行った226例の成績について検討した。注腸X線検査で癌4例,1.7%,隆起性病変34例,15.0%が発見された。精検の結果(精検回収率77.7%),癌4例,ポリープ16例が確診され,潜血陽性は癌3例,ポリープ2例にみられた。癌は全例進行癌で直腸に発生した1例が潜血陰性であった。
ISSN:0914-0328
2186-5019
DOI:10.11320/ningendock1986.6.1_18