日本のエリートラグビーチームの試合中のフィジカルパフォーマンスに及ぼす試合展開の影響

• Published in: 体育学研究 Vol. 67; pp. 1 - 7
• Main Authors: 橘, 未都, 山本, 隼年, 北條, 達也, 辻田, 純三, 武村, 政徳
• Format: Journal Article
• Language: Japanese
• Published: 一般社団法人 日本体育・スポーツ・健康学会 2022; 日本体育・スポーツ・健康学会
• Subjects: GPS; コーチング; パフォーマンス; 試合分析
• ISSN: 0484-6710; 1881-7718
• DOI: 10.5432/jjpehss.21083

「I 緒言」ラグビーユニオン(以下「ラグビー」と略す)の選手が試合中に要求されるフィジカルパフォーマンスはポジション毎に異なる(Duthie et al., 2003; Fuller et al., 2007; Yamamoto et al., 2020). ラグビーは10ポジション15人の選手から構成されているが, ポジショングループとしてフォワード(以下「FW」と略す)とバックス(以下「BK」と略す)の2つに大きくは分類される. FWとBKのポジション間の選手では試合中のプレーの特性が大きく異なるため, 試合中のフィジカルパフォーマンスを評価する際にはポジション毎にその特性を分析する必要がある. チームスポーツの試合中のフィジカルパフォーマンスを分析するために加速度計を内蔵したGPSユニットが利用されている.