胸部X線CT画像における肺がん病巣候補陰影の定量解析
肺がん検診用X線CTシステム(LSCT)の診断支援を目的として, 肺がん病巣候補自動抽出における候補陰影の詳細解析の改良を行った. がん陰影の抽出対象サイズを従来の直径10mm以上から5mm以上に変更することにより直径10mm未満の偽陽性陰影が激増した. この削減のため, 特徴量を用いた定量化によるFP削減アルゴリズムの開発を行った. このアルゴリズムを23症例に適用した結果, 1症例当たりのFP数を約6.5個にすることができ, FP削減処理として良好な結果を得た....
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| Published in | Journal of Computer Aided Diagnosis of Medical Images Vol. 5; no. 2; pp. 4 - 11 |
|---|---|
| Main Authors | , , , , , , |
| Format | Journal Article |
| Language | Japanese |
| Published |
日本医用画像工学会
2001
The Japanese Society of Medical Imaging Technology |
| Subjects | |
| Online Access | Get full text |
| ISSN | 1347-9245 |
| DOI | 10.11313/cadm.5.4 |
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| Summary: | 肺がん検診用X線CTシステム(LSCT)の診断支援を目的として, 肺がん病巣候補自動抽出における候補陰影の詳細解析の改良を行った. がん陰影の抽出対象サイズを従来の直径10mm以上から5mm以上に変更することにより直径10mm未満の偽陽性陰影が激増した. この削減のため, 特徴量を用いた定量化によるFP削減アルゴリズムの開発を行った. このアルゴリズムを23症例に適用した結果, 1症例当たりのFP数を約6.5個にすることができ, FP削減処理として良好な結果を得た. |
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| ISSN: | 1347-9245 |
| DOI: | 10.11313/cadm.5.4 |