高齢者臨床に携わる心理職の教育・実践の現状と展望
高齢者臨床に携わる心理職の現状として,社会資源や神経心理学および医学に関する知識,多職種との連携に課題を抱えていることが筆者らの調査から示されており,これらは従来の臨床心理学を中心とした心理職教育と高齢者臨床の現場に携わる心理職に求められる知識や技術に乖離があることが一因として考えられる。その解決に向けた方策として,本稿では臨床現場-学会-大学の循環関係に基づく教育と実践の連動モデルを提案した。...
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Published in | Japanese Journal of Clinical Geropsychology Vol. 3; pp. 35 - 41 |
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Main Author | |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
日本老年臨床心理学会
10.03.2022
Japanese Association of Clinical Geropsychology |
Subjects | |
Online Access | Get full text |
ISSN | 2436-4568 |
DOI | 10.50944/jjcgp.3.0_35 |
Cover
Summary: | 高齢者臨床に携わる心理職の現状として,社会資源や神経心理学および医学に関する知識,多職種との連携に課題を抱えていることが筆者らの調査から示されており,これらは従来の臨床心理学を中心とした心理職教育と高齢者臨床の現場に携わる心理職に求められる知識や技術に乖離があることが一因として考えられる。その解決に向けた方策として,本稿では臨床現場-学会-大学の循環関係に基づく教育と実践の連動モデルを提案した。 |
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ISSN: | 2436-4568 |
DOI: | 10.50944/jjcgp.3.0_35 |