舌側矯正の臨床のヒント―リンガルブラケットの新しい接着法およびブラケット撤去法 その後のアップデート

舌側矯正治療の難しさは,その治療操作が唇側ブラケットに比べて複雑である上,ブラケットのポジショニングおよびブラケット接着,撤去が困難であることにある.今回,インダイレクトボンディング用のブラケットコア(ジグとも言う)の接着に際し,スーパーボンドの新しいデリバリー操作が専用のマイクロシリンジを使うことにより可能となったこと,そしてブラケット撤去に際して超音波テクニックを利用する方法1)が完成し,より安全で容易に短時間で行えることになったのでここに報告する....

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published in日本舌側矯正歯科学会会誌 Vol. 2023; no. 33; pp. 55 - 58
Main Authors 佐藤, 俊仁, 若林, みちる
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本舌側矯正歯科学会 2023
Online AccessGet full text
ISSN1883-6216
1884-538X
DOI10.11284/jjloa.2023.55

Cover

More Information
Summary:舌側矯正治療の難しさは,その治療操作が唇側ブラケットに比べて複雑である上,ブラケットのポジショニングおよびブラケット接着,撤去が困難であることにある.今回,インダイレクトボンディング用のブラケットコア(ジグとも言う)の接着に際し,スーパーボンドの新しいデリバリー操作が専用のマイクロシリンジを使うことにより可能となったこと,そしてブラケット撤去に際して超音波テクニックを利用する方法1)が完成し,より安全で容易に短時間で行えることになったのでここに報告する.
ISSN:1883-6216
1884-538X
DOI:10.11284/jjloa.2023.55