舌亜全摘術に対する理想的な切除と再建の考え方とは
舌亜全摘術以上の切除になる場合,構音・嚥下機能は著しく低下する。その再建は,呼吸機能の確保とともに,構音・嚥下機能を回復させて患者のQOLを維持することが目的となるが,個々の症例で同じ結果が得られないことがある。切除の目標は,①再発しない ②機能温存 ③再現性が高いの3 つである。再発・術後照射がなく残存機能が明確になることにより,再建も予測しやすく全体としてより良い術式が得られるのではないかと考える。...
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Published in | 日本口腔腫瘍学会誌 Vol. 31; no. 4; pp. 181 - 189 |
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Main Authors | , , , , , , , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 日本口腔腫瘍学会
2019
日本口腔腫瘍学会 |
Subjects | |
Online Access | Get full text |
ISSN | 0915-5988 1884-4995 |
DOI | 10.5843/jsot.31.181 |
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Summary: | 舌亜全摘術以上の切除になる場合,構音・嚥下機能は著しく低下する。その再建は,呼吸機能の確保とともに,構音・嚥下機能を回復させて患者のQOLを維持することが目的となるが,個々の症例で同じ結果が得られないことがある。切除の目標は,①再発しない ②機能温存 ③再現性が高いの3 つである。再発・術後照射がなく残存機能が明確になることにより,再建も予測しやすく全体としてより良い術式が得られるのではないかと考える。 |
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ISSN: | 0915-5988 1884-4995 |
DOI: | 10.5843/jsot.31.181 |