第15回日本不整脈心電学会植込みデバイス関連冬季大会レポート
人類に対する最初のペースメーカ植込みが1960年, 植込み型除細動器植込みが1980年に報告されました. 植込み型デバイスの基軸はこの時に完成され, その後は多くの研究者が究極のデバイスを求めて切磋琢磨し, 様々なプログラム性能, 心不全に対する心臓再同期治療, 心内植込み型のリードレスペースメーカ, 皮下植込み型除細動器などが開発され, デバイス管理のソフト面では遠隔モニタリングの登場が一里塚になりました. 日本不整脈心電学会は, 1977年に発足した心臓ペーシング研究会がルーツであり, 今では年次学術大会, カテーテルアブレーション関連秋季大会, 植込みデバイス関連冬季大会, 心電学関連春...
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Published in | 心電図 Vol. 43; no. 3; pp. 176 - 177 |
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Main Author | |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 日本不整脈心電学会
31.10.2023
日本不整脈心電学会 |
Online Access | Get full text |
ISSN | 0285-1660 1884-2437 |
DOI | 10.5105/jse.43.176 |
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Summary: | 人類に対する最初のペースメーカ植込みが1960年, 植込み型除細動器植込みが1980年に報告されました. 植込み型デバイスの基軸はこの時に完成され, その後は多くの研究者が究極のデバイスを求めて切磋琢磨し, 様々なプログラム性能, 心不全に対する心臓再同期治療, 心内植込み型のリードレスペースメーカ, 皮下植込み型除細動器などが開発され, デバイス管理のソフト面では遠隔モニタリングの登場が一里塚になりました. 日本不整脈心電学会は, 1977年に発足した心臓ペーシング研究会がルーツであり, 今では年次学術大会, カテーテルアブレーション関連秋季大会, 植込みデバイス関連冬季大会, 心電学関連春季大会, および7地域の地方会を抱える巨大な学術学会に成長しています. また, 本学会の構成会員数は医師以外のメディカルプロフェッショナルが最大勢力という特徴を備えています. |
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ISSN: | 0285-1660 1884-2437 |
DOI: | 10.5105/jse.43.176 |