学生の研究を推進するための提言
日本からの研究成果の発表が減少傾向にあると指摘されて久しい. その改善のためには実際に研究に携わる人材の育成や確保が必要になると考えられ, 学生に対する研究の支援も重要であると考える. 特に我々は新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の拡大に伴い海外での実地経験には残念ながら縁がなかった. 特に著者の一人は, 留学のための出国直前に派遣元と留学先の判断により中止が決定し当日チェックインカウンターで泣く泣くフライトをキャンセルした. 一方で, もう一人はリスクレベル引き上げに伴い強制帰国を命じられ, 予定よりも半年早く留学を切り上げた. しかしながらそのような状況でも, 国内・学内での...
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Published in | 国際保健医療 Vol. 37; no. 1; pp. 35 - 36 |
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Main Authors | , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
日本国際保健医療学会
2022
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Subjects | |
Online Access | Get full text |
ISSN | 0917-6543 2436-7559 |
DOI | 10.11197/jaih.37.35 |
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Summary: | 日本からの研究成果の発表が減少傾向にあると指摘されて久しい. その改善のためには実際に研究に携わる人材の育成や確保が必要になると考えられ, 学生に対する研究の支援も重要であると考える. 特に我々は新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の拡大に伴い海外での実地経験には残念ながら縁がなかった. 特に著者の一人は, 留学のための出国直前に派遣元と留学先の判断により中止が決定し当日チェックインカウンターで泣く泣くフライトをキャンセルした. 一方で, もう一人はリスクレベル引き上げに伴い強制帰国を命じられ, 予定よりも半年早く留学を切り上げた. しかしながらそのような状況でも, 国内・学内での研究活動に従事する機会に恵まれたのも事実である. |
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ISSN: | 0917-6543 2436-7559 |
DOI: | 10.11197/jaih.37.35 |