循環器系外来看護の連携を考慮した診療科と検査室の配置

目的:本研究は,循環器系外来看護の連携を考慮した診療科と検査室の配置を検討することを目的とした。 方法: 2病院のから臨床研究倫理審査の許可を得,性別,年齢,診断名,血液検査データ,動作不安,外来看護が連携した看護量などを調査した。 結果: 対象は,平均年齢が58.1歳の603人だった。2つ以上の診断名を保有する対象は,549人(91.0%)だった。心電図検査有り群の対象数は228人そのうち動作不安が有るのは126人,血液検査有り群の対象数は228人そのうち動作不安が有るのは118人,心電図検査と血液検査の両方を受けていた対象数は73人だった。看護量は2.6±1.1だった。 結論: 本研究は,...

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Published in日本看護研究学会雑誌 Vol. 33; no. 5; pp. 5_93 - 5_100
Main Author 関, 美奈子
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本看護研究学会 01.12.2010
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ISSN2188-3599
2189-6100
DOI10.15065/jjsnr.20100506009

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Summary:目的:本研究は,循環器系外来看護の連携を考慮した診療科と検査室の配置を検討することを目的とした。 方法: 2病院のから臨床研究倫理審査の許可を得,性別,年齢,診断名,血液検査データ,動作不安,外来看護が連携した看護量などを調査した。 結果: 対象は,平均年齢が58.1歳の603人だった。2つ以上の診断名を保有する対象は,549人(91.0%)だった。心電図検査有り群の対象数は228人そのうち動作不安が有るのは126人,血液検査有り群の対象数は228人そのうち動作不安が有るのは118人,心電図検査と血液検査の両方を受けていた対象数は73人だった。看護量は2.6±1.1だった。 結論: 本研究は,循環器系診療科は,代謝系診療科の2つの診療科は隣接すべきで,その近くに心電図検査室と血液検査室を配置することを提案した。
ISSN:2188-3599
2189-6100
DOI:10.15065/jjsnr.20100506009