BLSコース受講後のCPRの質の維持に必要な支援体制の検討
心肺蘇生 (cardiopulmonary resuscitation ; CPR) の経験が少ない急性期病棟の看護師5名に対して, 一次救命処置 (Basic Life Support ; BLS) コース (以下, BLSコース) 受講後2年間のCPRの質の維持に必要な支援体制について聞き取り調査を実施した。CPRの質の維持の方法は, 受講内容や臨床場面を想起しスキルの再確認と定期的なスキルの確認が必要と認識していた。必要な支援体制として, CPRのスキルを習得している教育者の存在が必要であり, スキル維持に影響を与えていたことが明らかになった。今後は, 教育者の支援内容について, 具体化...
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Published in | 日本救急医学会関東地方会雑誌 Vol. 39; no. 2; pp. 219 - 221 |
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Main Authors | , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
日本救急医学会関東地方会
31.12.2018
Japanese Association for Acute Medicine of Kanto |
Subjects | |
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ISSN | 0287-301X 2434-2580 |
DOI | 10.24697/jaamkanto.39.2_219 |
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Summary: | 心肺蘇生 (cardiopulmonary resuscitation ; CPR) の経験が少ない急性期病棟の看護師5名に対して, 一次救命処置 (Basic Life Support ; BLS) コース (以下, BLSコース) 受講後2年間のCPRの質の維持に必要な支援体制について聞き取り調査を実施した。CPRの質の維持の方法は, 受講内容や臨床場面を想起しスキルの再確認と定期的なスキルの確認が必要と認識していた。必要な支援体制として, CPRのスキルを習得している教育者の存在が必要であり, スキル維持に影響を与えていたことが明らかになった。今後は, 教育者の支援内容について, 具体化することが求められる。 |
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ISSN: | 0287-301X 2434-2580 |
DOI: | 10.24697/jaamkanto.39.2_219 |