猫の交叉性融合腎の1例

血尿を繰り返していた猫 (チンチラ種, 11カ月齢, 雌) において選択性動脈造影により, 腹腔右側に融合腎が認められ, 1本の腎動脈と腎盂が2ヵ所に造影された. 開腹により, 塊状の交叉性融合腎および小尿膜管憩室が認められたが, 腎静脈および尿管は2本あり, 左右卵巣および子宮は正常であった....

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Published in日本獣医師会雑誌 Vol. 51; no. 7; pp. 365 - 367
Main Authors 渡辺, 俊文, 下内, 可生里, 北野, 寿, 原, 広幸, 矢田, 新平
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益社団法人 日本獣医師会 20.07.1998
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ISSN0446-6454
2186-0211
DOI10.12935/jvma1951.51.365

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Summary:血尿を繰り返していた猫 (チンチラ種, 11カ月齢, 雌) において選択性動脈造影により, 腹腔右側に融合腎が認められ, 1本の腎動脈と腎盂が2ヵ所に造影された. 開腹により, 塊状の交叉性融合腎および小尿膜管憩室が認められたが, 腎静脈および尿管は2本あり, 左右卵巣および子宮は正常であった.
ISSN:0446-6454
2186-0211
DOI:10.12935/jvma1951.51.365