532 nm/1064 nm, 750 picosecond Nd: YAG laser による良性色素性疾患治療

2012 年より使用可能となった刺青治療用のピコ秒レーザー機は現在,3 社より販売されている.パルス幅にはそれぞれに特徴があるが,使用される波長が532, 755, 1064 nm であることから従来ナノ秒レーザーの対象疾患である良性色素性疾患に対しても使用可能と考えられる.本稿では波長532 nm,パルス幅750 psec を用いた日光黒子や後天性真皮メラノーシスに対するピコ秒レーザー効果について検討した....

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Published in日本レーザー医学会誌 Vol. 37; no. 4; pp. 435 - 439
Main Author 中野, 俊二
Format Journal Article
LanguageEnglish
Published 特定非営利活動法人 日本レーザー医学会 2017
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ISSN0288-6200
1881-1639
DOI10.2530/jslsm.jslsm-37_0032

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Summary:2012 年より使用可能となった刺青治療用のピコ秒レーザー機は現在,3 社より販売されている.パルス幅にはそれぞれに特徴があるが,使用される波長が532, 755, 1064 nm であることから従来ナノ秒レーザーの対象疾患である良性色素性疾患に対しても使用可能と考えられる.本稿では波長532 nm,パルス幅750 psec を用いた日光黒子や後天性真皮メラノーシスに対するピコ秒レーザー効果について検討した.
ISSN:0288-6200
1881-1639
DOI:10.2530/jslsm.jslsm-37_0032