人間ドック健診の上部消化管X線検査における追加撮影の検討

人間ドック健診の上部消化管X線検査における追加撮影について検討した。現状を詳細に分析したところ,対象者1,334名のうち,182名(13.6%)に追加撮影を認めた。X線診断の結果,所見を認めかつあまり必要でないと思われる追加撮影が182名中87名(約48%)に認められた。今回我々は,追加撮影の基準を作成することにより,不必要な追加撮影の減少,技師間格差の減少および精度の向上を試みた。...

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Published in健康医学 Vol. 13; no. 3; pp. 340 - 342
Main Authors 柴田, 竜也, 山本, 崇宏, 矢野, 哲也, 荒武, 夏江, 康田, 雅人, 畔柳, 文代, 宮口, 達也
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益社団法人 日本人間ドック学会 1998
Subjects
上部消化管X線撮影
追加撮影
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ISSN0914-0328
2186-5019
DOI10.11320/ningendock1986.13.340

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Summary:人間ドック健診の上部消化管X線検査における追加撮影について検討した。現状を詳細に分析したところ,対象者1,334名のうち,182名(13.6%)に追加撮影を認めた。X線診断の結果,所見を認めかつあまり必要でないと思われる追加撮影が182名中87名(約48%)に認められた。今回我々は,追加撮影の基準を作成することにより,不必要な追加撮影の減少,技師間格差の減少および精度の向上を試みた。
ISSN:0914-0328
2186-5019
DOI:10.11320/ningendock1986.13.340