中高年成人病健診受診者における体脂肪測定の有用性

立位で体脂肪が測定可能なインピーダンス式体脂肪計の精度を上げるため改良した。この装置で,中高年成人病健診受診者の体脂肪を測定し,その意義についいて検討した。その結果,体脂肪率は糖・脂質代謝および血圧などの成人病健診成績と良く相関し,BMIとの比較においても優れていた。以上より,生体インピーダンス法による体脂肪測定には中高年の成人病健診における肥満に関連した病態の把握に有用であることを明らかにした。...

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Published in健康医学 Vol. 13; no. 3; pp. 270 - 273
Main Authors 西澤, 美幸, 池田, 義雄, 佐藤, 等, 三浦, 順子, 大森, 雅久, 阪本, 要一
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益社団法人 日本人間ドック学会 1998
Subjects
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ISSN0914-0328
2186-5019
DOI10.11320/ningendock1986.13.270

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Summary:立位で体脂肪が測定可能なインピーダンス式体脂肪計の精度を上げるため改良した。この装置で,中高年成人病健診受診者の体脂肪を測定し,その意義についいて検討した。その結果,体脂肪率は糖・脂質代謝および血圧などの成人病健診成績と良く相関し,BMIとの比較においても優れていた。以上より,生体インピーダンス法による体脂肪測定には中高年の成人病健診における肥満に関連した病態の把握に有用であることを明らかにした。
ISSN:0914-0328
2186-5019
DOI:10.11320/ningendock1986.13.270