無淘汰条件下におけるコナガのクロルフルアズロン抵抗性の消失
クロルフルアズロン抵抗性コナガ2系統 (TL系統, BK系統) を無淘汰条件下におき, 抵抗性の消失程度を調べた. 無淘汰系統のLC50およびLC95値は徐々に減少した. しかし, 感受性系統と比較した抵抗性比をみると, 変動が認められた. 抵抗性の2系統とも, 9世代無淘汰で飼育することにより抵抗性比は3になり, ほとんど感受性系統と同程度の感受性に回復した....
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Published in | Journal of Pesticide Science Vol. 17; no. 1; pp. 83 - 85 |
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Main Author | |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
日本農薬学会
1992
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Online Access | Get full text |
ISSN | 1348-589X 1349-0923 |
DOI | 10.1584/jpestics.17.83 |
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Summary: | クロルフルアズロン抵抗性コナガ2系統 (TL系統, BK系統) を無淘汰条件下におき, 抵抗性の消失程度を調べた. 無淘汰系統のLC50およびLC95値は徐々に減少した. しかし, 感受性系統と比較した抵抗性比をみると, 変動が認められた. 抵抗性の2系統とも, 9世代無淘汰で飼育することにより抵抗性比は3になり, ほとんど感受性系統と同程度の感受性に回復した. |
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ISSN: | 1348-589X 1349-0923 |
DOI: | 10.1584/jpestics.17.83 |