障がい者アスリートの競技技術と科学的トレーニング

障がい者アスリートの競技技術の研究開発と科学的トレーニングについて,1996 年パラリンピックアトランタ大会以降,選手および競技団体が中心となり,如何に競技力の向上を行うかを研究しており,その取り組みを報告する.競技者として何が必要で大切か,この問題を多くの指導者や選手が常に考えている.最近のスポーツ界では,どうしても用具や戦術に目が行ってしまいがちである.過去の世界レベルの選手が実証してきたように「練習量の確保」が出来てこそ,安定した競技生活が送れることはいうまでもない.如何に競技力を向上させるか,その技術解析と方法について,私たちが行ってきた現場での評価測定を紹介する....

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Published inバイオメカニズム学会誌 Vol. 38; no. 2; pp. 123 - 128
Main Authors 中村, 健, 伊藤, 倫之, 川端, 浩一, 河﨑, 敬, 田島, 文博, 三井, 利仁, 馬渕, 博行
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published バイオメカニズム学会 2014
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ISSN0285-0885
DOI10.3951/sobim.38.123

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Summary:障がい者アスリートの競技技術の研究開発と科学的トレーニングについて,1996 年パラリンピックアトランタ大会以降,選手および競技団体が中心となり,如何に競技力の向上を行うかを研究しており,その取り組みを報告する.競技者として何が必要で大切か,この問題を多くの指導者や選手が常に考えている.最近のスポーツ界では,どうしても用具や戦術に目が行ってしまいがちである.過去の世界レベルの選手が実証してきたように「練習量の確保」が出来てこそ,安定した競技生活が送れることはいうまでもない.如何に競技力を向上させるか,その技術解析と方法について,私たちが行ってきた現場での評価測定を紹介する.
ISSN:0285-0885
DOI:10.3951/sobim.38.123