標準歯科マスタを使用した歯科電子カルテシステムにおける歯科レセプト電算化対応について

東京歯科大学市川総合病院では,平成23年5月(4月診療分)から外来,入院ともに歯科レセプト電算オンライン請求を開始する予定である.大学附属病院における歯科レセプト電算化を行うにあたり,標準歯科マスタを用いた歯科電子カルテシステムと医事会計システム連携において発生した問題点をいかにして克服したか,また医科レセプト情報の利活用が取り沙汰されている中で,電子化された歯科レセプト情報が今後歯科医療,医療界でどのように利活用することができるかを考察した.本発表では,大学附属病院における歯科レセプト電算化における問題点と対処方法を紹介し,電子化された歯科レセプト情報活用の将来を議論できればと考えている....

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Bibliographic Details
Published inJapan Journal of Medical Informatics Vol. 32; no. 2; pp. 53 - 58
Main Authors 松井, 秀樹, 宇治川, 清登, 藤田, 洋之, 榎本, 邦彦, 辻内, みゆき, 松田, 敏寛, 山根, 源之, 片倉, 朗, 正木, 史明
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本医療情報学会 2012
Japan Association for Medical Informatics
Subjects
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ISSN0289-8055
2188-8469
DOI10.14948/jami.32.53

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Summary:東京歯科大学市川総合病院では,平成23年5月(4月診療分)から外来,入院ともに歯科レセプト電算オンライン請求を開始する予定である.大学附属病院における歯科レセプト電算化を行うにあたり,標準歯科マスタを用いた歯科電子カルテシステムと医事会計システム連携において発生した問題点をいかにして克服したか,また医科レセプト情報の利活用が取り沙汰されている中で,電子化された歯科レセプト情報が今後歯科医療,医療界でどのように利活用することができるかを考察した.本発表では,大学附属病院における歯科レセプト電算化における問題点と対処方法を紹介し,電子化された歯科レセプト情報活用の将来を議論できればと考えている.
ISSN:0289-8055
2188-8469
DOI:10.14948/jami.32.53