急性腎心症候群を疑った猫の1症例
麻酔に伴い急性腎障害を引き起こした猫の症例が胸水貯留および肺水腫を呈していた。心臓超音波検査を行なったところ、心拡大および心筋肥大の所見が認められた。急性腎障害に対して血液透析を行い、急性期を乗り越えた。腎機能が回復したのちに再度心臓超音波検査を行なったところ、心拡大および心筋肥大の所見も改善が認められた。以上のことから急性腎心症候群を呈していたと考えられた。...
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| Published in | 日本獣医腎泌尿器学会誌 Vol. 15; no. 1; pp. 11 - 16 |
|---|---|
| Main Author | |
| Format | Journal Article |
| Language | Japanese |
| Published |
日本獣医腎泌尿器学会
29.02.2024
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| Subjects | |
| Online Access | Get full text |
| ISSN | 1883-2652 2434-0146 |
| DOI | 10.24678/javnu.15.1_11 |
Cover
| Summary: | 麻酔に伴い急性腎障害を引き起こした猫の症例が胸水貯留および肺水腫を呈していた。心臓超音波検査を行なったところ、心拡大および心筋肥大の所見が認められた。急性腎障害に対して血液透析を行い、急性期を乗り越えた。腎機能が回復したのちに再度心臓超音波検査を行なったところ、心拡大および心筋肥大の所見も改善が認められた。以上のことから急性腎心症候群を呈していたと考えられた。 |
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| ISSN: | 1883-2652 2434-0146 |
| DOI: | 10.24678/javnu.15.1_11 |