4次元表示装置の開発と、これを用いた患部構造の時空間的変化の観察

一般的な画像表示技術では人体の4次元現象を真の4次元画像として表示することはできない。スクリーンもしくは立体モニタなどでは4次元データを表示しきれないため、ヒトの目の持つ機能と頭脳内の経験法則、すなわち遠近法、視点移動等の補助手段を加えてその4次元現象を理解するのが現状である。われわれは人体の時空間的変化すなわち4次元現象を真の4次元画像として表示できる装置を開発してきた。4次元現象表示法としては、人体の時間的空間的変化を表すことのできる画像データを空間投影することにより真の4次元画像として表示するものであるが、これを用いて人体構造をどのように表示し得るのかを検討し、その内容を報告する。...

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published inTransactions of Japanese Society for Medical and Biological Engineering Vol. Annual60; no. Abstract; p. 194_1
Main Authors 服部, 麻木, 鈴木, 直樹, 橋爪, 誠, 西, 和彦
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益社団法人 日本生体医工学会 2022
Japanese Society for Medical and Biological Engineering
Online AccessGet full text
ISSN1347-443X
1881-4379
DOI10.11239/jsmbe.Annual60.194_1

Cover

More Information
Summary:一般的な画像表示技術では人体の4次元現象を真の4次元画像として表示することはできない。スクリーンもしくは立体モニタなどでは4次元データを表示しきれないため、ヒトの目の持つ機能と頭脳内の経験法則、すなわち遠近法、視点移動等の補助手段を加えてその4次元現象を理解するのが現状である。われわれは人体の時空間的変化すなわち4次元現象を真の4次元画像として表示できる装置を開発してきた。4次元現象表示法としては、人体の時間的空間的変化を表すことのできる画像データを空間投影することにより真の4次元画像として表示するものであるが、これを用いて人体構造をどのように表示し得るのかを検討し、その内容を報告する。
ISSN:1347-443X
1881-4379
DOI:10.11239/jsmbe.Annual60.194_1