理学療法学科に在籍する学生の自己教育力 1年生と4年生の学年間比較

〔目的〕理学療法教育における自己教育力の学年比較について調査することを目的とした．〔対象〕対象は理学療法学科学生1年生86名，4年生78名とした．〔方法〕集合調査法にて自己教育力調査尺度を用いて，アンケートを実施した．自己教育力は側面Ⅰ.成長・発達への志向，側面Ⅱ.自己の対象化と統制，側面Ⅲ.学習の技能と基盤，側面Ⅳ.自信・プライド・安定性からなり，各側面10項目の設問で構成される．〔結果〕群間比較の結果，総合計得点，側面Ⅰ.成長・発達への志向，側面Ⅱ.自己の対象化と統制において1年生が有意に高値を示した．〔結語〕1年生は目標達成への意識や学習意欲が高い状態であったと考えた．...

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Published in理学療法科学 Vol. 31; no. 3; pp. 395 - 398
Main Authors 青栁, 達也, 齋藤, 孝義, 丸山, 仁司, 菅沼, 一男, 金子, 千香
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 理学療法科学学会 2016
Subjects
学年間比較
理学療法学科
自己教育力
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ISSN1341-1667
2434-2807
DOI10.1589/rika.31.395

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Summary:〔目的〕理学療法教育における自己教育力の学年比較について調査することを目的とした．〔対象〕対象は理学療法学科学生1年生86名，4年生78名とした．〔方法〕集合調査法にて自己教育力調査尺度を用いて，アンケートを実施した．自己教育力は側面Ⅰ.成長・発達への志向，側面Ⅱ.自己の対象化と統制，側面Ⅲ.学習の技能と基盤，側面Ⅳ.自信・プライド・安定性からなり，各側面10項目の設問で構成される．〔結果〕群間比較の結果，総合計得点，側面Ⅰ.成長・発達への志向，側面Ⅱ.自己の対象化と統制において1年生が有意に高値を示した．〔結語〕1年生は目標達成への意識や学習意欲が高い状態であったと考えた．
ISSN:1341-1667
2434-2807
DOI:10.1589/rika.31.395