アクティグラフマイクロミニ音型センサーを用いた腸蠕動運動評価の試み 評価の再現性について

〔目的〕Actigraphを使用した腸蠕動運動評価の信頼性を明らかにすること.〔対象〕健常成人9名.〔方法〕3つのセンサーでノイズ音を同時に3回測定し,級内相関係数と施行間の相関係数を求めた.また腸音,心音,呼吸音を同時に測定し,心音や呼吸音が腸蠕動音測定に影響しないか検討した.〔結果〕級内相関係数ICC(2,1)=0.66と良好であり,試行間相関係数も良好な結果であった.腸蠕動音の測定では心音や呼吸音の影響を受けることなく測定が可能であった.〔結語〕Actigraphの信頼性が確認できた.また心音や呼吸音の影響を受けずに腸蠕動音を測定できることが確認できた....

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Published in理学療法科学 Vol. 30; no. 1; pp. 125 - 129
Main Authors 三浦, 雅文, 小林, たつ子, 多田, 真和
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 理学療法科学学会 2015
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ISSN1341-1667
2434-2807
DOI10.1589/rika.30.125

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Summary:〔目的〕Actigraphを使用した腸蠕動運動評価の信頼性を明らかにすること.〔対象〕健常成人9名.〔方法〕3つのセンサーでノイズ音を同時に3回測定し,級内相関係数と施行間の相関係数を求めた.また腸音,心音,呼吸音を同時に測定し,心音や呼吸音が腸蠕動音測定に影響しないか検討した.〔結果〕級内相関係数ICC(2,1)=0.66と良好であり,試行間相関係数も良好な結果であった.腸蠕動音の測定では心音や呼吸音の影響を受けることなく測定が可能であった.〔結語〕Actigraphの信頼性が確認できた.また心音や呼吸音の影響を受けずに腸蠕動音を測定できることが確認できた.
ISSN:1341-1667
2434-2807
DOI:10.1589/rika.30.125