2.疾患による診断・治療法決定の難易度と総合負荷
現在の診療報酬体系においては診断と治療方針決定のプロセスに関する医療技術評価が十分でない.すなわち,内科医の魂である「臨床推論」に対する評価が不十分である.内科系医療技術を正当に診療報酬に反映させるためには,内科各疾患における診断,治療方針決定の難易度と,病態を含めた内科的医療行為の総合負荷度を決定する必要がある.内科系学会社会保険連合(内保連)では,現在その作業に着手したところである....
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Published in | 日本内科学会雑誌 Vol. 103; no. 12; pp. 2943 - 2948 |
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Main Author | |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 日本内科学会
2014
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Subjects | |
Online Access | Get full text |
ISSN | 0021-5384 1883-2083 |
DOI | 10.2169/naika.103.2943 |
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Summary: | 現在の診療報酬体系においては診断と治療方針決定のプロセスに関する医療技術評価が十分でない.すなわち,内科医の魂である「臨床推論」に対する評価が不十分である.内科系医療技術を正当に診療報酬に反映させるためには,内科各疾患における診断,治療方針決定の難易度と,病態を含めた内科的医療行為の総合負荷度を決定する必要がある.内科系学会社会保険連合(内保連)では,現在その作業に着手したところである. |
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ISSN: | 0021-5384 1883-2083 |
DOI: | 10.2169/naika.103.2943 |