V.医療の質改善の概念と手法―PDCA,six sigmaなど

エビデンスに基づく標準的な医療を安全,効率的に提供するためには医学的アプローチに加え,産業界で発展した品質管理学の手法を応用することが欠かせなくなってきた.Quality improvement(医療の質改善)と呼ばれる学際領域であり,日本の産業界で発展した各種の手法が用いられている.本稿では,質改善の考え方と主な手法(PDCAサイクル,リーン生産方式,six sigma(シックスシグマ)など)について解説する....

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Published in日本内科学会雑誌 Vol. 105; no. 12; pp. 2353 - 2357
Main Authors 福井, 次矢, 小松, 康宏, 門田, 美和子
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本内科学会 2016
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ISSN0021-5384
1883-2083
DOI10.2169/naika.105.2353

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Summary:エビデンスに基づく標準的な医療を安全,効率的に提供するためには医学的アプローチに加え,産業界で発展した品質管理学の手法を応用することが欠かせなくなってきた.Quality improvement(医療の質改善)と呼ばれる学際領域であり,日本の産業界で発展した各種の手法が用いられている.本稿では,質改善の考え方と主な手法(PDCAサイクル,リーン生産方式,six sigma(シックスシグマ)など)について解説する.
ISSN:0021-5384
1883-2083
DOI:10.2169/naika.105.2353