順天堂大学医学部における一般教養教育の改革とその評価

順天堂大学医学部では1年生に対する一般教養教育カリキュラムの改革を行い, 実施後半年を経た段階で学生・教員に対するアンケート調査を行いその結果を検討した. 改革の骨子は必修科目の削減と選択科目の大幅増加であり, これにより学生の個性を重視, 自主的な科目選択による勉学意欲の向上を目指した. 新カリキュラムでは各講義に対する学生の満足度が上昇したのみならず, 授業内容は以前と同様であった科目に対する満足度も上昇し, 授業の活性化が明らかとなった....

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Published in医学教育 Vol. 30; no. 3; pp. 177 - 181
Main Authors 小川, 秀興, 新井, 康允, 池田, 黎太郎, 各務, 正, 岡田, 隆夫
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本医学教育学会 25.06.1999
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ISSN0386-9644
2185-0453
DOI10.11307/mededjapan1970.30.177

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Summary:順天堂大学医学部では1年生に対する一般教養教育カリキュラムの改革を行い, 実施後半年を経た段階で学生・教員に対するアンケート調査を行いその結果を検討した. 改革の骨子は必修科目の削減と選択科目の大幅増加であり, これにより学生の個性を重視, 自主的な科目選択による勉学意欲の向上を目指した. 新カリキュラムでは各講義に対する学生の満足度が上昇したのみならず, 授業内容は以前と同様であった科目に対する満足度も上昇し, 授業の活性化が明らかとなった.
ISSN:0386-9644
2185-0453
DOI:10.11307/mededjapan1970.30.177