看護学生の職業的アイデンティティ形成の促進を目的とした実習直前指導の効果

1) 本研究では, 職業的アイデンティティ形成の促進を目的とした実習直前指導が看護学生の職業的アイデンティティ, 自己効力感, 評価懸念に与える影響を明らかにする. 2) 看護専門学校3年生67名を対象に, 独自に作成した実習直前指導 (講義2時間, 技術演習3時間) を実施し, その前後で質問紙によるアンケート調査を行った. 3) 実習直前指導は学生の職業的アイデンティティ, 自己効力感を高め, 評価懸念を低下させることが確認された....

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Bibliographic Details
Published in医学教育 Vol. 38; no. 5; pp. 329 - 333
Main Authors 落合, 幸子, マイマイティ, パリダ, 紙屋, 克子
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本医学教育学会 2007
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ISSN0386-9644
2185-0453
DOI10.11307/mededjapan1970.38.329

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Summary:1) 本研究では, 職業的アイデンティティ形成の促進を目的とした実習直前指導が看護学生の職業的アイデンティティ, 自己効力感, 評価懸念に与える影響を明らかにする. 2) 看護専門学校3年生67名を対象に, 独自に作成した実習直前指導 (講義2時間, 技術演習3時間) を実施し, その前後で質問紙によるアンケート調査を行った. 3) 実習直前指導は学生の職業的アイデンティティ, 自己効力感を高め, 評価懸念を低下させることが確認された.
ISSN:0386-9644
2185-0453
DOI:10.11307/mededjapan1970.38.329