5.認知症の多職種協働と地域連携
認知症の人があたりまえに暮らすには,認知症の人の心と身体の理解に基づく「生活支援」が必要である.認知症は社会認知,記憶などの障害にはじまり,実行機能,言語,視覚構成認知などの障害が加わる.金銭・服薬管理から,行動心理症状の治療,寝たきりの世話や合併症の治療まで,徐々に進行する脳障害・生活障害と不安を抱え,偏見に囲まれ生きる認知症の人を支えるには多職種協働と地域連携が必要である....
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Published in | 日本内科学会雑誌 Vol. 103; no. 8; pp. 1847 - 1853 |
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Main Author | |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 日本内科学会
2014
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Subjects | |
Online Access | Get full text |
ISSN | 0021-5384 1883-2083 |
DOI | 10.2169/naika.103.1847 |
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Summary: | 認知症の人があたりまえに暮らすには,認知症の人の心と身体の理解に基づく「生活支援」が必要である.認知症は社会認知,記憶などの障害にはじまり,実行機能,言語,視覚構成認知などの障害が加わる.金銭・服薬管理から,行動心理症状の治療,寝たきりの世話や合併症の治療まで,徐々に進行する脳障害・生活障害と不安を抱え,偏見に囲まれ生きる認知症の人を支えるには多職種協働と地域連携が必要である. |
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ISSN: | 0021-5384 1883-2083 |
DOI: | 10.2169/naika.103.1847 |