共用試験CBTとの比較による第4学年綜合試験の評価

本医科大学第4学年綜合試験の総括評価としての有用性を評価するため, その直後に行われた共用試験の成績と比較した. 対象試験は2002年度に行われた2回 (9月500題, 1月350題) の第4学年綜合試験と共用試験CBT試行試験 (2月300題) である. いずれも第4学年93名全員が受験した. 統計学的検討には散布図とピアソンの相関係数を用いた. 9月綜合試験, 1月綜合試験, および2回の綜合成績と共用試験の成績との相関係数は, それぞれ0.45, 0.67, 有しており総合能力を評価するツールとして有用であると思われた....

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Published in医学教育 Vol. 35; no. 5; pp. 331 - 336
Main Authors 清水, 一雄, 荒牧, 琢己, 檀, 和夫, 足立, 好司, 志村, 俊郎, 宮下, 次廣
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本医学教育学会 2004
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ISSN0386-9644
2185-0453
DOI10.11307/mededjapan1970.35.331

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Summary:本医科大学第4学年綜合試験の総括評価としての有用性を評価するため, その直後に行われた共用試験の成績と比較した. 対象試験は2002年度に行われた2回 (9月500題, 1月350題) の第4学年綜合試験と共用試験CBT試行試験 (2月300題) である. いずれも第4学年93名全員が受験した. 統計学的検討には散布図とピアソンの相関係数を用いた. 9月綜合試験, 1月綜合試験, および2回の綜合成績と共用試験の成績との相関係数は, それぞれ0.45, 0.67, 有しており総合能力を評価するツールとして有用であると思われた.
ISSN:0386-9644
2185-0453
DOI:10.11307/mededjapan1970.35.331