V.心機能検査の新知見

近年の非侵襲的心臓イメージングの進歩はめざましい.心臓イメージングの役割は心構造物の形態的評価と心機能評価であり,特に心機能評価においては,心エコー図検査の役割が大きい.本稿では,「心機能検査の新知見」として,最近の10年間で進歩した3次元心エコー図法とスペックルトラッキング法によるストレイン指標について述べる.そして,心機能の変化に影響を受ける血液マーカーである脳性ナトリウム利尿ペプチドに関連する話題を提供する....

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Bibliographic Details
Published in日本内科学会雑誌 Vol. 109; no. 12; pp. 2489 - 2495
Main Author 川合, 宏哉
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本内科学会 10.12.2020
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ISSN0021-5384
1883-2083
DOI10.2169/naika.109.2489

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Summary:近年の非侵襲的心臓イメージングの進歩はめざましい.心臓イメージングの役割は心構造物の形態的評価と心機能評価であり,特に心機能評価においては,心エコー図検査の役割が大きい.本稿では,「心機能検査の新知見」として,最近の10年間で進歩した3次元心エコー図法とスペックルトラッキング法によるストレイン指標について述べる.そして,心機能の変化に影響を受ける血液マーカーである脳性ナトリウム利尿ペプチドに関連する話題を提供する.
ISSN:0021-5384
1883-2083
DOI:10.2169/naika.109.2489