XI.検査診断

新型コロナウイルス感染症(coronavirus disease 2019:COVID-19)の診断において,遺伝子検査が最も重要であることに疑いはないが,最近では簡易・高感度抗原検査も開発され,利用可能となっている.さらに,鼻咽頭拭い液だけでなく,唾液や鼻腔(鼻の入り口)検体を用いた検査法も承認されている.感染症の制圧において迅速且つ正確な診断は必須であり,COVID-19においても適切な検査が速やかに実施できるような体制づくりが求められている....

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published in日本内科学会雑誌 Vol. 109; no. 11; pp. 2311 - 2315
Main Author 舘田, 一博
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本内科学会 10.11.2020
Subjects
Online AccessGet full text
ISSN0021-5384
1883-2083
DOI10.2169/naika.109.2311

Cover

More Information
Summary:新型コロナウイルス感染症(coronavirus disease 2019:COVID-19)の診断において,遺伝子検査が最も重要であることに疑いはないが,最近では簡易・高感度抗原検査も開発され,利用可能となっている.さらに,鼻咽頭拭い液だけでなく,唾液や鼻腔(鼻の入り口)検体を用いた検査法も承認されている.感染症の制圧において迅速且つ正確な診断は必須であり,COVID-19においても適切な検査が速やかに実施できるような体制づくりが求められている.
ISSN:0021-5384
1883-2083
DOI:10.2169/naika.109.2311