経皮的ラジオ波焼灼療法後に遅発性横隔膜へルニアをきたした肝細胞癌の1例
73歳男性.H18年1月肝S4表在部の1.8cm大HCCに対して経皮的ラジオ波焼灼療法(Percutaneous radiofrequency ablation:以下RFA)を施行した.H19年3月呼吸困難で再入院した.RFAによる横隔膜欠損部より脱出した腸管の穿孔とそれに伴う汎発性胸膜炎を認めた.RFAによる横隔膜へルニアの報告は大変稀であるが,この5年間で5例の報告があり,今後増加するものと考えられる....
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          | Published in | 肝臓 Vol. 48; no. 9; pp. 458 - 462 | 
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| Main Authors | , , , , , , , , , , , | 
| Format | Journal Article | 
| Language | Japanese | 
| Published | 
            一般社団法人 日本肝臓学会
    
        2007
     | 
| Subjects | |
| Online Access | Get full text | 
| ISSN | 0451-4203 1881-3593  | 
| DOI | 10.2957/kanzo.48.458 | 
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| Summary: | 73歳男性.H18年1月肝S4表在部の1.8cm大HCCに対して経皮的ラジオ波焼灼療法(Percutaneous radiofrequency ablation:以下RFA)を施行した.H19年3月呼吸困難で再入院した.RFAによる横隔膜欠損部より脱出した腸管の穿孔とそれに伴う汎発性胸膜炎を認めた.RFAによる横隔膜へルニアの報告は大変稀であるが,この5年間で5例の報告があり,今後増加するものと考えられる. | 
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| ISSN: | 0451-4203 1881-3593  | 
| DOI: | 10.2957/kanzo.48.458 |